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「恋だの愛だの」 1巻

 辻田りり子 (白泉社/花とゆめコミックス)


   



 <あらすじ>
転校続きの中学時代とは違い、椿君と共に宝ノ谷高校へと入学したかのこ。今迄の観察者ライフを捨て、新しい自分を始めようと決意するが、なぜだか文化部三国志を勝ち抜く“軍師”として新聞部に入る事に・・・!?
「笑うかのこ様」高校生編がスタート!


(おもしろ)人間観察の絶対的傍観者という立場から、大好きな桃ちゃんの親友として恥ずかしくない自分になるために高校デビューを目指すかのこですが、入学式早々文化部間の勢力争いに巻き込まれるわ、超イケメンの椿君絡みで注目を浴びるわでなかなか思い通りに進まず戸惑うことばかり!?

「笑うかのこ様」とは打って変わって、前向きになったかのこ様と高校生になって急に本気モードになった椿君(思春期だからだ!!;本人談...笑)の相変わらずのやりとりが面白いです。
椿君の本気がかのこにかなりスルーされてる辺り気の毒かな...笑 でも、時々思いもよらないかのこの行動に役得な時もあるようです。
今はまだ恋愛<友情ですね。桃ちゃんとかのこの間に入り込めない椿君...彼の恋愛は前途多難っぽいですよ。

文化部(新聞部、放送部、パソコン部)三国志はまだ障り程度ですが、これから本格的になっていきそうです。
「笑うかのこ様」よりも画力もストーリーも断然面白くなってます!!!

「かみあり」 1、2巻

 染谷カイコ (一迅社/REXコミックス)

     


 <あらすじ>
時は十月・・・ 世間的には神無月。でもでもここは神在月(かみありづき)。
神様いっぱい島根は出雲に
さあさ、みなさまおいでませ! (1巻裏表紙より)

島根県出雲地方は十月に全国各地から様々な神が集まる“神在月”の土地。
土地柄この時期になると様々な神様が街に溢れかえっている───
八百万の神々と天然炸裂関西少女とそれに振り回される友達が繰り広げるドタバタ(非)日常コメディ!!


10月に神様が集まる土地出雲を舞台にした作品です。
神様といっても、日本の神様だけでなく世界各国の神様や妖精や悪魔、果ては俗世的(いわゆるゲームキャラ)の神様まで現れます。
そんな神在月を初めて迎える関西から転校してきた天然少女・幸子はその持ち前の超天然さで神様のゴタゴタに巻き込まれ突っ込んでいく!!
“障らぬ神に祟りなし”とはよく云ったものですが、今日も今日とて幸子は親友のエミちゃんをも巻き込んで神様に体当たりしていくのでした───

古くからいる神様だけでなく、ゲームキャラの神様や西洋・東洋の神様など多彩に富んでいて面白いです。
1巻はただ騒動に巻き込まれてどたばたした感じなんですが、途中神様の管轄部署が出来たりでまとまってきます。
2巻からは管轄部署をベースに1巻で出会った神様と問題を解決したり、神様への簡単な説明がインタビュー形式で描かれていたりと、キャラが増えてはいるんですがより分かり易くなってます。

「放課後のカリスマ」 1〜4巻(以下続刊)

 スエカネコミコ (小学館/IKKIコミックス)


      


 <あらすじ>
二XXX年───世界中の偉人のクローンのみが通うセントクレイオ学園に、唯一の非クローンとして在籍する神矢史良(かみや しろう)。
ナポレオンらの級友とともに平和な日々を過ごす史良だったが、敵意をむき出しにしてくるモーツァルトに対し決闘を挑むことに・・・?
新時代を告げる学園ファンタジー、開幕!! (第1巻裏表紙より)


偉人のクローンはオリジナルの偉業以上を求められ、それらを存在意義としているクローン達がいる学園。
ある日、史良はマリ・キュリーが本当は音楽家になりたいことを知り、学園の先生である父に相談する。
その数日後、マリ・キュリーは突然転校してしまう───
 クローンであるものが他の生き方が出来るのか・・・?
そんな疑問が残る中、今度はプロトタイプクローンのクローン・ケネディが大統領選の演説中、オリジナルと同様に銃撃され殺されてしまう!
オリジナルと同じ運命を辿ったケネディに動揺を隠せないクローン達・・・

オリジナルと同じ運命に翻弄されているクローン達と、それらを管理・利用するもの達、そして同じオリジナルを持つ別のクローンの存在....様々な問題や感情、価値観が入り乱れて事件は起こっていき、そんな中唯一の非クローンであるはずの史良の前にも同じ顔をした人物が現れた!!
彼自身もクローンなのか? そして、彼と同じ顔を持つ人物のオリジナルはいったい誰なのか!?



偉人のクローン達其々が己の運命と向き合い、挑み、恐怖し...と苦悩が見事に描かれています。
クローン達の存在意義とは何なのでしょうか?
そんな心の葛藤の中、次々と事件は起きるし、主人公もクローン疑惑があるし、父親や理事長など学園側にも秘密が大いにあるなど疑問や謎が多すぎて結構大変です。
一番の謎が主人公・史良なんですよねぇ。彼は非クローンなのかクローンなのかオリジナルは一体誰なのか?
謎は深まるばかりです。

「王子と魔女と姫君と」 1巻

 松月滉 (白泉社/花とゆめコミックス)


   


 <あらすじ>
女子にモテモテの王子系女子・大路昴は、昔住んでいた街に引越し&転校することに!
そこで待っていたのは幼なじみの仁(めぐみ)をはじめ、元親(もとちか)、真白(ましろ)、零時(れいじ)の「プリンス」と呼ばれる男子たち。なんと彼らは××の生まれ変わりで、前世から繋がりがあり・・・・・!? (裏表紙より)



1人のナンパな王子がおとぎ話の姫達にちょっかい出したもんだから、姫達の間で壮絶なラブバトルが勃発!
それに腹を立てた魔女が、王子が女に生まれ変わるように呪いをかけた...
──そして現在。
今度は、前世を何も覚えていない王子系女子・昴と、前世の記憶をもって生まれ変わった「姫」こと「プリンス」達が前世の決着を付けるために、またまたラブバトル勃発!!
王子気質の昴はそんな姫=プリンス達の攻撃に戸惑ったり赤くなったり驚くことばかり!!



逆ハーレム状態なんですが、元が王子なだけに主人公昴がカッコイイ〜〜♪ もちろん元姫な男子陣もみんなカッコいいんですけど!!
元姫達は最初は前世の記憶に引きずられての感情だったかもしれなくても、昴と接して彼女を知ってちゃんと今の自分の感情として昴を好きになっていくので、あまりしがらみみたいなのもなく結構アッサリ読めます。
唯一人を除いては...ですが。

2巻ではさらに姫が増えるようですし、このバトルもさらに大変になりそうです!!
今後の展開がすごく楽しみです。

「東京ESP」 1巻

 瀬川はじめ (角川書店/角川コミックス・エース)

    



 <あらすじ>
 父と二人、極貧生活を営む女子高生・リンカ。ある日、下校中に遭遇した“空飛ぶペンギン”の後を追うとそこには“空を泳ぐ魚”の群れ・・・。
 リンカの体に、一匹の魚が入り込むことにより、少女は人ではない何かになった──。
東京を舞台に繰り広げられる、放課後サイキックアクション堂々開幕!! (1巻裏表紙より)



光る空飛ぶ魚に接触したことで、物をすり抜けてしまう(物理透過)性質になってしまったリンカ。しかも気がつくと同じ様に父親は念動力(サイコキネキス)、ヒーローを目指す先輩・東 京太郎は瞬間移動(テレポート)と超能力が備わってしまっていた。
なんとかして元の体に戻ろうと原因の“光る魚”や“空飛ぶペンギン”を探そうとしますが、京太郎のせいでいろんな事件に巻き込まれていきます。
しかも、同様に超能力を持った人が組織をつくり強盗・強奪を起こしている事を知ったリンカは、京太郎の影響や彼女自身の性格も相まって超能力組織と対立していきます。


物理透過、念動力、瞬間移動、透明人間、飛行能力に発火能力....エスパーオンパレードのマンガですね。
超能力を持つことで善にも悪にもなることが出来る...
そのどちらに行くかは結局その人の気持ち・考え方次第だと伝えています。

ある日突然超能力を持ってしまったら、あなたはどうしますか────

「屍鬼」 8巻

 原作:小野不由美、画:藤崎竜 (集英社/ジャンプSQ)

   



村人は誰も気づかずに、気づいてもなすすべなく村は侵食されていく....
ゆっくりと屍鬼に侵食され続け、あと少しで屍鬼の村へと変わろうとしている外場村。
最後まで対抗策を探していた尾崎先生も屍鬼の牙にかかってしまいますが、その前になにやら罠を仕掛けているようで....

今まで侵食されるだけだった人間たちの反撃が始まろうとしています。
そんな転機の巻でした。

これから尾崎先生は夏野はどのように反撃をしていくのでしょうか?

「ぬらりひょんの孫」 1〜10巻(以下続刊)

 椎橋寛 (集英社/少年ジャンプ)

      


 <あらすじ>
妖怪の総大将・ぬらりひょんの血を継ぐ奴良リクオは、一見普通の男の子。妖怪の総本山・奴良組の若頭として、祖父のような立派な首領になることに憧れを抱くのだが…!? 痛快妖怪任侠活劇、ここに開演ーー!! (1巻裏表紙より)


あらすじにもあるように”妖怪”と”任侠”がベースになっているお話です。
妖怪の総大将としても有名な”ぬらりひょん”。その孫・奴良(ぬら)リクオは1/4妖怪のクォーター
昼は人間、夜(1日の1/4)は妖怪になるというちょっと変わった体質に...
そのため奴良組の三代目襲名はことごとく先送りにされてしまいます。
その上、リクオも人間として生きるなんて宣言してしまう始末...しかし、仲間やクラスメイトが窮地になると妖怪化して皆を救い、しかも三代目を継ぐって宣言するから周りはてんやわんや...

そんなリクオに、組内からも自分の中にも色々反発がありましたが、
そんなリクオだからこそ、妖怪と人間の共生を目指して成長していきました。


巻の最初の方は、リクオの昼と夜との意識の違いから主人公自身が迷走してて読みづらい所もありましたが、昼のリクオが跡を継ぐと明言し若頭となってからは、筋が一本通ったみたいに話が明確になり俄然面白くなってきました。
陰陽師・花開院家との対峙や因縁、そして400年来の因縁の相手・羽衣狐の登場でかなり盛り上がっています。